みなさんこんにちは
現役声優兼覆面ブロガーのれお(@seiyublog)です!
今日は、滑舌編でも少しお話しした、舌小帯の手術についてお話しします。
滑舌の仕組みや練習方法が知りたい方はこちらもどうぞ!
舌小帯短縮症
舌小帯って単語を聞いたことがありますか?
舌の裏側真ん中にある紐状の組織です。
この舌小帯が長く舌に付着していて、それに引っ張られて舌が自由に動かせない状態にあるのが、舌小帯短縮症です。
舌を持ち上げると舌小帯に引っ張られて、舌先がハート型になるような場合です。
自由に舌を動かすことが出来ないので、滑舌にも影響すると言われています。
僕は、声優としてデビューした後、仕事の為もっと滑舌の精度を上げたいと思い滑舌について調べている時に、この症状を知りました。
それで、一度診てもらうことに。
診断、手術は歯医者さんで出来る
舌小帯の切除手術と聞くと思い浮かぶうのは病院の口腔外科だと思います。
ですが、普通の歯医者さんでも受け付けています。
まずは診断をしてもらいました。
診断の結果、症状としては軽度なので、日常生活には支障なし。
ただし、仕事のスキルを上げたい(もっと滑舌を良くしたい)という目的の為ならば、やってみる価値はあるという診断。
で、僕は手術を決めました。
手術の方法
舌小帯手術の方法は主に二つあるようです。
レーザーとメスです。
僕が手術を受けた歯科医院はメスでした。
それぞれにメリットデメリットがあるようなので、きになるう人は調べたり、直接先生に尋ねたりしてみて下さい。
僕は、先生が信頼できる方だったので治療法についてはお任せしました。
手術の費用と日数
費用は保険が適用されるので3000円程度だったと思います。
あとは手術のあとに出される痛み止めなどの薬代。
これも保険がきくので、そんなに高くありません。
かかった日数は、最初の診断、手術、そして抜歯の3日間でした。
手術時に説明がありましたが、抜歯前に糸が取れることがありました。食事も普通に出来ますし、口も動かすので普通のことだそうです。
手術の痛み
手術は部分麻酔をした行いました。
舌に直接注射する時は、もちろんチクっと痛みますが、実際の切除時は痛みはほとんどありません。
ただし、ずっと口を開けておかなければいけないので、それだけはちょっとだけ辛抱が必要です。
時間はそれほど長くありません。
切除、縫合で10分ほどだったと思います。
その間、先生がオエッとなりそうな僕を、「頑張って〜もう少しだよ〜」と励ましてくれました。
手術後の痛み
麻酔が効いた状態で手術が終わり、近所の薬局で処方された痛み止めを受け取りました。
薬剤師さんに、「舌小帯手術?あそこの先生は腕がいいから色んな所から来ますよね」と声を掛けられました。
痛み止めは、痛みが出てきたら飲むように言われ、その時に、「お酒飲んでも大丈夫ですか?」とふざけた質問をすると、「薬は関係ないけど、血流がよくなると痛みが増すわよ」と脅されました。
その時には、まだ痛みがなかったので、、呑気に笑ってましたが、2時間ほどすると、結構な痛みが舌を直撃、「お!来たな!」という感じ。
ちょうど食事中だったのですが、ちょっと食欲がなくなるくらいの痛み。
常に、激辛ラーメンを食べているようなヒリヒリ感でした。
その痛みも痛み止めの効きもあり、1日でひきました。
3日目ぐらいには、糸が自然に取れ始めます。
手術後の滑舌
痛みが引き始めた頃、滑舌練習を再開しました。
たしかに今までより舌を動かしやすい感じがします。
とくにラ行。
すばやくラ行を繰り返すと、今まで舌のもつれを感じていたのが、軽やかに動く感じがします。
手術を受けて思ったこと
結果、僕は手術を受けてよかったと思っています。
ただ、手術を受けただけで滑舌が良くなるわけではありません。
前にも書きましたが、舌が長い短いはあまり滑舌とは関係がなく、適切なポジションを記憶させる訓練と筋力が不足しているという原因が圧倒的に多いと思います。
まずは地道にしっかり滑舌の練習を行うことをお勧めします。
滑舌練習をやってもやっても良くならないとお悩みの方は、診断してもらうのもいいかもしれません。
最後までありがとうございました!
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