声優が説明!サ行の滑舌を簡単に良くするポイント

滑舌

みなさん、こんにちは!

れお(@seiyublog)です!

今日は滑舌でかなり上位に入る質問、「サ行」についてお話しします。

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一番大事だけど、意外と知られていないこと

よく質問されるのは、「サ行が綺麗に発音出来ない」「サセと続くと速く発音出来ない」というものです。

そういう方たちに、サ行をどう発音しているのかやってもらうと、舌先が動いてしまっていることが多いです。

サ行は上顎と舌の間の息の通り道を狭くすることで、音を作る摩擦音ですが、それを舌先で息の通り道を邪魔することで作ってしまっている状態です。

これでは、「S」の音ではなく、「Th」の音に近くなってします。

また一回一回舌先が動くので、速くなった時についていけず、よれてしいまいがちです。

小中高と国語を勉強しますが、発音と正式な舌と口の形は教えてもらえないので、かなりの人が間違った舌の使い方をしていることが多いです。

何を隠そう僕も最初サ行で舌先を動かしてしまっていました。

では、舌先はどこにあるのが正解なのでしょうか。

舌先は、下の歯と歯茎のちょうど間ぐらい(もちろん真ん中)についたままです。

息の通り道は、舌の奥から真ん中までがぎゅっと中央によってくることで狭くします。

なので、前にお話したように舌の筋力も大事になってきます。

ただし、今まで暴れていた舌先を固定するだけでも、かなりサ行が連続して言いやすくなるはずです。お試し下さい。

まずはゆっくりと息を狭いところから通して「S」という摩擦音を出してから、それぞれの母音に繋げて下さい。

「SーSあ(さ)ー」

といった感じです。

シの発音は要注意

サ、ス、セ、ソは上記のやり方で練習して欲しいのですが、シだけは要注意です。

シに限らず、「い」の列は、特殊なことが多いです。

「い」自体が、舌でかなり口の中を狭くして発音しているので、他の母音より難しいです。

シは、先に「い」の口と舌の形を作ってから、「S」の発音をしていく方が綺麗に発音できると思います。

それでしっかりと発音の感じをつかんでください。

もちろんシも舌先は舌の歯茎に固定したままです。

まとめ

今日はサ行の発音についてポイントをお伝えしました。

ちょっとのことで格段に滑舌はよくなるので、ゆっくり丁寧に練習してみて下さい!

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