声優が伝授!滑舌が良くなる口輪筋のトレーニング方法(滑舌子音編)

滑舌

こんにちは!

声優ブロガーれお(仮名)@seiyublogです!

昨日は、子音の滑舌に影響する舌の筋トレをご紹介しました!

今日は、唇のトレーニングです。

主に、マ行、ワ行、バ行、パ行に関係があるトレーニングです。

それでは説明していこうと思います!

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唇周りの筋肉

顔には、表情を作る為、下顎を支える為にたくさんの筋肉がありますが、今回重点的に鍛えたいのは、口の周りの「口輪筋」です。

滑舌が悪いと、しっかり喋ろうと口を大きく開け過ぎてしまいがちになる人が多いのですが、それでは実は逆効果です。

大きく開けるとそれだけ力みにつながります。

それに、大きく開けた分だけ、次の音に行くスピードが遅くなります。

口輪筋を鍛えると、そこが支えとなってしっかり適切な形を作ることができるようになり滑舌も良くなります!

試しに、口の端(口角)から少し外側を両人差し指で軽く押さえて喋ってみて下さい。
いつもより、口輪筋が意識できる為、明瞭に喋れる筈です。

でも、いつも両人差指をそこに当てているわけにもいかないので、しっかり鍛えて、意識できるようにしましょう。

口輪筋トレーニング

それでは、実際に説明していきますので、やってみましょう!

口輪筋のトレーニング
  1. 口を閉じる。この時はあまり口に力を入れ過ぎない。
  2. 下は上顎に付いている状態にする。
  3. そこから口をすぼませ、ぎゅーっと力を入れる。
  4. 感覚が掴みづらい人は、ひょっとこのように、口を前に突き出す形で始めてもいいです。
  5. 力を抜いて、唇を元に戻す。
  6. 戻す時は力を入れない。横に頑張って広げないこと。
  7. ぎゅーっとやって戻すを20回×3セット
  8. 最後は、口の周りを優しく手でほぐしてあげる。

注意点

トレーニングの注意点は、舌のトレーニングでも言いましたが、鏡を見ながらなって下さい。左右どちらかに曲っていいないかチェックしましょう。

そしてもう一つは、力を入れるのは、唇を寄せてすぼめている時だけ。広げる時は力を抜いて下さい。

あとは、舌の位置はしっかりと上顎に貼り付いている状態をキープしましょう。
口輪筋と舌の動きは連動していて、滑舌にも相互で影響します。口輪筋を動かす時に舌に変な動きのクセがつかないように注意が必要です。

あと、最初にも言いましたが、ぎゅっと力を入れるのはトレーニングの時だけです。
実際に喋る時は程よく脱力していないと滑らかに動かすことができません。

喋る時に重要なのは適切に口を閉じる事!

舌のトレーニング、口のトレーニングと並行して、舌や口の適切な形を覚えていかなければいけません。

で、実際に喋る時、はっきり喋ろうとしてやっぱり口を大きく開けすぎてしまう人が多いです。

養成所などでもそう指導されているかもしれません。

しかし、滑舌に大事なのは、しっかり適切に口を閉じることです。

くちがそれぞれの子音の適切な形になる前に、次の音に移行して不明瞭になっていることが多いのです。

鏡を見ながらしっかり一音一音確かめていきましょう!

地道にやれば必ず良くなります。

地味な作業ほど、やる人とやらない人で差がつきます。
演技に集中できるように、基礎的な技術は磨いておきたいですね!

頑張りましょう!!

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